シベリウス

シベリウス肖像画(平松禎史)

アイノラ交響楽団

アイノラ交響楽団は、フィンランドを代表する作曲家、ジャン・シベリウスの音楽をこよなく愛するアマチュア演奏家によって、2000年12月に設立されました。アイノラとは、フィンランド語で「アイノのいる場所」という意味。シベリウスは最愛の夫人「アイノ」の名にちなみ、ヘルシンキ郊外にあるヤルヴェンパーという街に構えた自邸をそう呼んでいました。彼は、妻とともに自然豊かなアイノラの地を終生愛し、そこで多くの傑作を創り上げました。
シベリウスファンにとっての聖地とも呼べる「アイノラ」の名を戴いたこのオーケストラでは、7つの交響曲はじめ、交響詩・音詩を含む数々の管弦楽作品すべての演奏を目標としています。

演奏会では、毎回コンセプトのあるプログラムづくりを心がけています。また、日本では演奏される機会の少ないスウェーデン、ノルウェー、デンマークやバルト諸国の、シベリウスと同世代の作曲家による作品なども、積極的に取り上げています。
正指揮者にはフィンランドと日本を拠点に活躍を続ける新田ユリ氏を迎え、その指導のもとで、透明感のある音色や北欧音楽特有の「語法」の表現を大切にしながら、年に1度の定期演奏会に向けて日々練習を重ねています。

沿革

2000年4月13日
アイノラ交響楽団最初のWebページ運用開始、団員募集開始
2000年9月16日
初めての団員顔合わせ(東京芸術劇場リハ室)
2000年12月8日
正式創団、名称正式決定
2004年2月29日
第1回定期演奏会開催
2004年10月9日
アイノラのつどい レクチャー「シベリウスの弦楽アンサンブル作品について」(日本シベリウス協会主催)出演
2005年3月20日
第2回定期演奏会開催
2006年4月2日
第3回定期演奏会開催
2007年4月8日
第4回定期演奏会開催
2007年12月22日
東京新聞フォーラム「新田ユリさんとコンサート<指揮者が見たフィンランドII>」(東京新聞主催)出演
2008年4月13日
第5回定期演奏会開催
2009年3月22日
第6回定期演奏会開催
2010年4月11日
第7回定期演奏会開催
2011年4月3日
第8回定期演奏会開催
2012年4月22日
第9回定期演奏会開催
2013年3月17日
第10回定期演奏会開催
2014年4月13日
第11回定期演奏会開催
2015年3月3日
シベリウス生誕150年シリーズ
フィンランド叙事詩「カレヴァラ」による音楽絵巻 哀しき勇者Kullervo ~管弦楽・男声合唱・独唱~(日本シベリウス協会主催)出演予定
2015年4月12日
第12回定期演奏会開催
2016年4月10日
第13回定期演奏会開催
2017年4月9日
第14回定期演奏会開催
2018年4月8日
第15回定期演奏会開催予定

過去の演奏会の詳細については、過去の演奏会を御覧ください。

日本初演記録

  • シベリウス:序曲ホ長調(第2回定期演奏会)
  • シベリウス:劇音楽「クリスティアンII世」オリジナル全曲版(第2回定期演奏会)
  • シベリウス:管弦楽のためのバラード「森の精」 作品15(第6回定期演奏会)
  • メリカント:交響詩「レンミンカイネン」 作品10(第7回定期演奏会)
  • シベリウス:序曲イ短調(第8回定期演奏会)
  • シベリウス:「報道の日」祝典のための音楽 JS 137(第14回定期演奏会)
  • シベリウス:火の起源 作品32 (第14回定期演奏会)

指揮者

正指揮者:新田ユリ
新田ユリ

撮影:落合英俊

国立音楽大学卒業。桐朋学園大学ディプロマコース指揮科入学。
指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、小松一彦各氏に師事。
’90年第40回ブザンソン国際青年指揮者コンクールファイナリスト。
’91年東京国際音楽コンクール指揮部門第2位。’91年に東京交響楽団を指揮してデビュー。
その後も東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、京都市交響楽団、、大阪センチュリー交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢などを指揮。また東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団、東京吹奏楽団など吹奏楽での活動も行っており、’94年にキングレコードより東京佼成ウィンドオーケストラを指揮して6枚のCDをリリース。’09年10月には東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪市音楽団を指揮したCDが3枚ポニーキャニオンよりリリースされた。
オペラでは、横浜シティオペラ、大田区民オペラ協議会で モーツァルトの5大オペラ、「夕鶴」などを指揮。
’00年10月~’01年10月、文化庁芸術家在外研修員としてフィンランドに派遣され、音楽監督オスモ・ヴァンスカ氏のもとラハティ交響楽団で研修。フィンランド国立歌劇場とサヴォンリンナ音楽祭においても、オスモ・ヴァンスカ氏のアシスタントを務める。これまでにクオピオ交響楽団、ミッケリ市管弦楽団、フィンランド海軍吹奏楽団、フィンランド国防軍吹奏楽団、ラ・テンペスタ、クリスチャンサン交響楽団などフィンランドはじめ北欧諸国へ客演を続けている。 ’05年~’07年オウルンサロ音楽祭へ招聘、’06年リエクサ・ブラスウィーク客演。
’05年9月にフィンランド日本友好協会よりラムステッド基金奨学金を授与される。
また’06年4月にはオクタヴィア・クリストンよりヨウコ・ハルヤンネ氏(フィンランド放送交響楽団ソロ首席トランペット奏者)との共演CD<Symbiosis>がリリースされた。

’06年、’07年には東京新聞フォーラム「指揮者がみたフィンランド」にて講演と演奏のプロデュース・指揮を務めた。’07年4月より’09年3月まで中日新聞「エンタ目」に月1度コラムを執筆。
プログラムノートの執筆も多く自分の公演のほか、北欧音楽を取り上げた’07年5月紀尾井シンフォニエッタ東京、’08年1月NHK交響楽団の定期演奏会を担当。
’08年6月、’10年7月にNHK「名曲探偵アマデウス」に出演。シベリウスの「フィンランディア」「交響曲第2番」を特集した番組の解説を務める。

国立音楽大学、桐朋学園、相愛大学、同志社女子大学にて後進の指導にあたる。日本シベリウス協会会長。日本フィンランド新音楽協会会員、日本フィンランド協会会員、北欧文化協会会員。響宴会員。2015年より一般社団法人愛知室内オーケストラ常任指揮者に就任する。
アイノラ交響楽団正指揮者、「森と湖の詩サロンコンサート」主宰
東京コンサーツ(株)所属
公式ホームページ 「森と湖の詩」 http://www.yuri-muusikko.com

トレーナー(第10回定期演奏会)

弦楽器
三戸誠
管楽器
阿部麿、岸良開城、小林正樹、中里真也
合奏
佐伯正則

(五十音順、敬称略)